副題

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2016年11月6日日曜日

長期自転車旅行の旅の要素技術 - 語学・コミュニケーション・情報収集能力

長期自転車旅行に必要な旅の要素技術で語学の解説です。

・英語と現地語
語学に関し長期自転車旅行者のためにアドバイスすると、「出発の前にできるだけ英語を勉強し、可能であれば現地語も勉強する、或いは資料を準備する。そうすると旅が楽しめ、有意義になる」です。

自転車旅行では他の言葉が話せなくても自転車で移動するだけであればなんとかなります。

しかし、体力的に余裕がない方や、日程がきつく移動に間違いが許されない方など、様々な点であまり余裕がない人は英語や現地語を話せたほうが間違いのない旅ができます。それと、英語や現地語を習得しておくと現地の人々や旅行者と交流ができ旅を楽しむことができます。また言葉には非常に汎用性があり、海外旅行では広く応用が利くため非常に有用で影響力のある能力です。

旅行者同士では特に英語でしゃべることが多く、通りすがりの自転車旅行者や宿で一緒になった旅行者と会話するときは英語が一般的です。その他に観光地での解説板やガイドツアーでは日本語はほとんどなく、反対に英語は普通にあるので、英語は旅行会話以上を身につけておくと色々と役に立ちます。
ガイドツアーでは勝手に行けない場所へ行くことができ興味深い物が見れることが多い。
説明は英語の場合が多いので英語を理解しておくと役に立つ。
(撮影地 ウクライナ ガイドツアーで核ミサイル基地の地下サイロに入り、実際に使われていた核ミサイルボタンを押す店主)
日本だと国際語は英語で、実際にビジネスでは英語が優勢、観光地でもよく話され、旅行者間も英語です。しかし、現地の人々は、実際に旅行した実感として、観光地は別として、あまり話せないように感じます。これは、英語を話せると言われるドイツやフィンランドでさえも、現地の人は英語を話せないと感じました。

途上国等では一部に流暢に喋れる人や、自称英語を喋っている人はいるものの、割合では喋れない人が大多数です(国策にもよります)。そのため、地元の人と接触が多い自転車旅行者は英語以外に一定の現地語を身につけたほうが旅を楽に進められ、現地の方々とも交流ができ旅を楽しむことができます。

・学習環境と英語環境
英語にしろ現地語にしろ、旅中は言語習得のモチベーションが非常に高まります。実際に旅行会話であれば英語でも現地語でも必要性も手伝い一定期間滞在すると比較的早く習得ができます。しかし、旅行会話以上は、自転車旅行の学習環境では、難しいのが現実です。

この自転車旅行の学習環境の現実として、アウトドア活動で、自力走行が、大きく影響しています。具体的にはアウトドアで暑さや寒さが影響し、旅行会話以上の語学学習では単語を暗記する割合が多くなるため、暑い時や寒い時にはなかなか暗記が進まないのが現実です。それと、自力走行では肉体的にも精神的にも疲れるため、その後に勉強しようとしてもあまりはかどならないのが現実で、特に異なった文化圏、不衛生な国ではなおさらのことです。

北米やオーストラリア、イギリスのように英語環境であれば、多少は環境が英語学習を援護してくれるので、この走行間に意識的に取り組み現地の人と会話し、新聞を意図的に読んだりすると多少は向上するかもしれません。
インドや一部のアフリカの国でも英語が他国より話されてますが、英語学習に寄与する程ではないと感じます。

以上の理由で、英語は学習環境が整った日本にいるうちに旅行英語以上を目指し、特に旅行中は憶えるのが難しくなる英単語の暗記を行い、現地語は滞在日数にもよりますが、下調べや資料の準備をしておき、現地では現地の人々と交流しながら現地語を旅行会話程度まで覚えるのが、楽しく充実した旅になるのではないでしょうか。

英語学習では英語ガイドブックのロンリープラネットを、下調べを兼ね読み込んでおくと効率がよく、勉強になります。一部の人は旅行前にフィリピンへ語学留学と海外経験を兼ねて行く方もいるみたいで、お金や時間が許せば一つの方法だと思います。それと、メキシコ以南の中南米で話されているスペイン語の習得を、中米でしばらく滞在して行うのも一つのいい方法だと思います。

※最近の英語学習ではユーチューブが非常に便利ですが、その中で「How it's made.」という番組があります。興味深い内容が続き延々と見ていても飽きがこないので、おすすめの番組です。