ソーガイドがなくてもステムがガイド代わりになりますが、その場合、ステムが傷つくのと、ステムがない場合と同様に確認しながら行うのが注意点になります。
以下はステムも使わず、ガイド等が全く無い場合の方法で、通称"回しなが切る"というやりかたです。ちなみに、パイプの類だけでなく太い木の角材もこの方法で上手く切断できます
ステムやスペーサーを利用しマーキングします。 |
慎重に、マーキングからずれないように弓のこで約0.3mmほどの深さを切削します。 |
先に切削した溝をガイド代わりにオーバーラップさせながらのこを動かし、切削箇所を手前に徐々にずらし、コラムは向かいへ徐々に回していきます。これが通称"回しながら切る"という方法です。マーキングから外れないよう時間は非常にかかりますが慎重に行い約0.3mmほどの溝を1周させます。
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1周すると大分楽になります。あとは溝をガイドに、同じように少しずつ回しながら更に溝を深めていきます。写真は深さ約1.0mmほど切削できたところです。
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ここまで進むと、刃が食いつかないように浮かせる感じで当てながらのこを動かします。 |
切断。 |
やすりで切断面を整えます。 |
その事を理解しながらもなおハンドル位置をもう少し低めにし、コラムをカットしたい場合、当店で購入頂いた完成車は無料でコラムをカットします。暫らく乗った後でも同様に無料で対応致します。
ただ、旅に出ないと実際の乗車姿勢はなかな分からないかもしれません。そして、旅に出た後にコラムをカットしたい場合、お客様自身で出来ないことではないので、時間はかかるもののガイドを使わない方法を案内させて頂きました。
スターファングルナットの取り付けは、切断後M6の長いボルトと大きめの平ワッシャーを使えば引き込むことができます。