電子地図の優位は電子機器やソフト、通信環境の発展が著しいためで、特にここ数年で懸案事項の電池切れに対し、モバイルバッテリーの大容量・低価格化、ソーラーパネルの低価格化が起こり、これらの機器が一般的に使用できるようになったことが大きいと思います。それと、Google MapやMaps.me等アプリの利便性の向上も上げられると思います。
電子地図で未だ足りない点としては広い画面で持ち運びができる安価な機器がないため、ひと目で広範囲を把握できる点では紙地図のほうが優れています。
一方、紙地図には独自に記載された情報が非常に有用な地図もあり、紙地図を購入しておいたほうが役に立ち、安心な場所もあります。
紙地図によっては電子地図のように画一的な表記ではなく、利用者視点での情報提供が豊富で役に立つものもある。 写真は紙地図でオーストラリア、ウルル(エアーズロック)周辺。 グーグルマップより役に立つ情報が豊富に記載されている。 |
裏面の観光情報。 |
どちらにしても、電子地図では通信速度が速い場所でダウンロードしておき、紙地図では購入可能な場所で購入しておく等、一定の計画性が必要になります。