副題

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2017年7月30日日曜日

自転車旅行を始めるにあたり、自転車修理の習得について。

自転車旅行を始める際に、自転車修理の習得が必要かどうかについて解説します。

先に結論を述べると「自転車修理を自分で出来るようになると、長旅になればなるほど役に立つ機会が増える。習得は極端に難しくないので、習得しておくことをすすめる」になります。

下の図は自転車旅行中、故障の対応状況についての簡単なフローです。



走行距離や期間が短い場合は故障が起きないかもしれません。故障が発生した場合でも自力で対応できれば問題にはなりません。自力で対応できない場合でも、自転車店があったり、インターネット等から対応方法を得ることができれば故障の対応は可能になります。しかし、自転車店やネット環境がない場合は、故障の程度にもよりますが、予定を変えなければいけない状況に陥る可能性があります。

実際に自転車旅行をした人からは、上記のフローの中で「故障が起こらなかった」や「インターネットや自転車店で解決できた」といった経験談を聞いたりして参考になると思います。

注意が必要なのは、そこからさらに踏み込んで「自分は故障が起こらなかった⇒だから他の人も起こらない」や「インターネット検索や自転車店で解決できた⇒だから他の人もその方法で解決できる」と成功者バイアス的なアドバイスになった場合には注意が必要です。

自分が行く場所や期間、故障に対応する体力の余裕があるかどうか等、自分自身の旅行計画や能力、旅に何を求めてるかを当てはめて考慮する必要があります。

それと、自転車の特徴として人力駆動があります。この人力駆動のため一定の軽量化が必要になり、この軽量化は耐久性を犠牲にして一部の部品を消耗品扱いにしています。

そのため、自転車は使用状況や走行距離によりメンテナンスを定期的に行う必要がある乗り物です。そのため、長く使用していればその分、メンテナンスの機会が増えることになります。

海外の自転車旅行だとある程度の不確定要素があります。その中で自転車修理の必要性は長期になれば確定的なこととなり、この確定要素を抑えておけば無用な心配をせずに済み、自分の可能性や活動領域を広げることができます。

自転車修理の習得の難易度ですが、要求度にもよりますが、極端な困難性がある訳ではありません。自転車旅行中の修理は競技スポーツ中の修理ではないので、時間をかけることができ、事前に習得しておき、時間をかけて行えば大抵の修理は可能です。

行動力があり自分で対応できる自信のある人は別として、旅行期間が長くなる人や、体力的に不安のある方、無理の利かない年配の方は事前に習得しておくことをお勧めします。

自転車修理を学び、対応可能な幅を広げて余裕を持てれば、多くの方が自転車旅行を楽しむことができます。


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