リムはお客様が持ち込まれてます。幅53.1mmと広いリムです。当店はリムの持ち込み、古くなったホイールからの移植も承っております。
そして、このリムはスポークテンションの最高値を105KgFと制限しています。このような場合、テンションを上げるだけ上げて、脚力や加重に対するホイールの歪みを無くすという方法がとれません。そうなると、設計上の許容テンションぎりぎりまで上げて、全体をばらつきなく揃えることが品質のいいホイールといえます。
以下は今回当店で組んだ手組みホイールの測定値で、それをパークツールのWHEEL TENSION APPに入力したものです。前輪、後輪共に15%以内に収まっており、10%に近い数値です。
前輪
後輪 |
※上記の測定値〔24〕を換算すると107KgFですが、当店のテンション計は少し高く測定される傾向があるので、目盛りの〔24〕だとリムのMAXのスポークテンション105KgFのぎりぎりと考えてます。本来は校正しなくてはいけません。 |
上記のように当店はホイールのテンションを揃えて組んでます。テンションをどの程度揃えると、どのような影響があるのか微妙なところですが、揃えていればベストな状態に間違いありません。それと、テンションを揃えておくと長期に渡り耐久性を維持できます。御希望のお客様で御来店頂ける場合には、目の前でテンションを確認することができます。
当店で組むテンションを揃えた手組みホイール、是非お試しを!!
工賃はおちょこ無しが4,000円、おちょこ有りが5,000円です。これにハブ、スポーク、リム代が加わります。
手組みホイールのご注文、お待ちしております!!