疲労のために思考停止状態で自転車旅行をすることだ。かなり悲惨だよ。むせび泣きしながら自転車旅行をしてるんだ。でも思考停止してるから止めずにそのまま続けてしまうんだ。頑張り屋さんに多いかも。自転車の旅の技術を高めれば防げると思うよ。今回はそんな内容だ。
連日移動する自転車旅行、宿やテント泊でいつも安眠できるとは限らないよね。寝不足に加え連日の走行、疲労も蓄積する。アウトドア能力がなく生活体力・運動体力が弱いのも一因かもね。それと無用に求道的なのもあるかも。
そんなブラック自転車旅行、防ぐのに一番重要なのが睡眠だ。睡眠について基本的なアウトドア能力に加え、少し工夫すればブラック化を多少は防げるよ。完全ではないけどね。そんな方法を二つ紹介するよ!
◎一つ目は午前休みのすすめだ!
自転車旅行は毎日寝場所を変える。そして、その寝場所は大抵は事前に分からない。午前休みのすすめはそんな自転車旅行ならではの休養方法だ。
単に寝坊や二度寝を肯定的に捉えると言えるかも、ははは........。
疲れが溜まり早めに切り上げて午後を休みに当てる。これは前もって宿泊先やテント場の情報を得られれば問題ないかも。
でも、実際には都合よくいかない場合があるんだよね。走行を早めに切り上げても宿がすぐに見つからない、見つかっても快適で設備も問題ない、うるさくない、臭くない、ゴキブリも出ない、南京虫も出ない、食事や買い物にも都合がいい。そんな場所にいつも泊まれるとは限らないんだ。
一方休む日を特定せずに幅をもたせて一晩泊る。そうすると自然と宿やテント場、その周辺が快適かどうか判断がつくよね。もし起きた時に疲れが残ってる、次の宿泊地まで半日で着く距離、そして快適だったらそのまま午前中を休みにするんだ!
これだと午後を切り上げて休むのに比べ、自然に休めがとれて無駄がない場合が多いんだよ。
海外はチェックアウトが正午までが多かった気がする。それまで二度寝、三度寝、アニソンを聞きながらゆっくりしたり。かなりの疲労軽減に役立つと思うよ。アニソンにも詳しくなれるし.........
丸々一日を休みにしてもいいけどね。怠けてると感じるかも。そんな時に半日でも動けば自分に言い訳がつくよね!
注意点は繰り返してると午前休みが常態化してしまうこと。ただの寝坊助だ。これだと午前休みにならなくなる。そして到着が遅くなる恐れがあるね。注意が必要だ。
せっかく午後を休みにしても、快適に過ごせるとは限らないよ。国や地域によるけどね。 (撮影地 エチオピア、ベッドに南京虫がいるため床にテント泊) |
◎二つ目は折りたたみ椅子の活用!
走る場所は人工物が多い地域ばかりじゃないよ。地面がゴミだらけの場所もある。暑い土地で日陰の場所が砂ボコリ。雨宿りで軒は見つけたが地面が濡れている。
そんな場所でも折り畳み椅子があると休めるよ。
自分が休みたいときに休める。負荷が高い峠の途中でも自分のペースで休むことができる。これは便利!疲れをためにくくすることができるよ。
うまく体勢をつくって自転車に寄りかかれば一眠りできるよ!前の日に良く眠れなかったら眠気が襲ってくるよね。そんなときに眠れるか、そのまま眠気を我慢するのか、これはすごく大きな違いだ!10分や15分でも眠ることができればしんどさも大分和らぐよ。
折り畳み椅子を持っていけばどこでも休むことができるぞ。 (撮影地 デンマーク-ドイツ間の大型フェリーの中、トレーラーの降車待ち中) |
この二つでブラック自転車旅行を多少は防げると思うよ。
皆様がブラック自転車旅行者にならないことをお祈りいたします、アーメン。