副題

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2017年8月26日土曜日

長期自転車旅行の地図(紙・電子地図)とナビゲーション機能(位置情報)について

脳神経学者の茂木健一郎さんによると「旅ラン」が最強の脳トレらしいね。

この「旅ラン」、長距離をあまり移動しないからポタリングに似てるよね。


茂木さんは知らない道を選んで失見当識の状態にし、走りながら位置や経路を把握、その土地を捉えて「ここはどこ」を把握するみたいだ。その過程が脳の刺激になるみたいだね。

「旅ラン」やポタリングみたいに行動範囲が狭いと、程よく迷子になり、地図がなくても程よく場所を把握できそうだ。この状況で地図やナビ機能(位置情報)はあまり必要なさそうだね。



◎長期の自転車旅行だとどんな感じになるのか、地図(電子地図)とナビ機能(位置情報)を絡めて記しとくね!

ここでは紙地図と電子地図は同じ扱いだよ。地図類はナビ機能(位置情報)とは別物だ。地図類により能動的に自分の位置を把握するか、ナビ機能(位置情報)により受動的にするかの違いだ!ただこの違いは大きく、すごく大きいぞ!!

能動的だと情報取得の総量は面的でそれなりになるよね。無駄な部分も多いかもしれないけど、その過程で有益なものもあるよね。受動的だと情報の量は必要最小限、ピンポイントで無駄はないかもしれない。だけど想定の範囲内でしか情報は集まらないよね。


◎海外で連日100 km前後を走る自転車旅行の場合はどうなるかな。海外にいること自体が失見当識の状態だよね、「わたしは誰」と。それに加えて連日100 kmの移動だと、「ここはどこ」が通常だ。海外で連日100 km前後を走る自転車旅行は失見当識の常態化といえそうだね。

これだと一部の人、日本脱出の喜びで心が満ち溢れている人を除き、人にもよるけど一定の愁いがあるかもね。この状況でポタリングや旅ランみたいに地図なしでは無理があるよね。地図は普通に必要だ。平面上で自分の位置を認識し、「私はここだよ」と確認が必要だよね。

そして日本にいたときより、かなりの積極性を持ち、活動的になり周りを把握することに努めないと、自分の存在基盤が薄らいだままになっちゃうよ!これは旅が好きであれば普通にやってることかもね。


◎それではナビ機能(位置情報)を使うのはどうだろう。これは使う人とその状況によるけど注意が必要だ。

ナビ機能(位置情報)は基礎的な認識の一つ、「ここはどこ」を機器に委ねてしまうことだよね。これはものすごく重要で注意が必要だよ。ナビ機能(位置情報)は現在地を確認するのは早いけど、周辺状況からの自分の存在確認を放棄していると言えるよね。旅の魅力の一つが自身の存在確認だ。ナビ機能(位置情報)はその機会の一部を奪ってるかも。だから使い方には一考が必要だね。

可能であればナビ機能(位置情報)を使わずに自分自身で周りの状況を把握し、地図で確認する。自分の位置、存在を認識し、そしてその認識が実感を伴っている。さらに通った場所がこの認識の連続状態で、線となっていれば理想的かもね。

でも気軽さを求めるリフレッシュ旅行や体力に余裕がなく疲弊してる人、読図能力があまりない人、そして難しい土地や、都市部で地図とにらめっこになるような場所だとナビを使うのはやぶさかではないと思うよ。

重要なポイントは自転車旅行が続けられるか、そしてその人なりに周囲を把握し、その場にいることが実感できるかだ。

脳トレになると言っても現在地が分からずに疲れ果て、旅が破綻してしまうと元も子もないよね。反対にナビに従うだけで、移動する物体のようだと旅の意義も薄れちゃうよね。

旅が続けられる状況で意欲と各人の能力、今いる場所との兼ね合いで判断し、自分に合ったやり方、程合いで周りとその場を捉えられれば旅も有益になるよね!

最終的には自分が通った国や地域が実感を伴った記憶の一部になる!

自分の意識の空白域が埋まっていく!

自分の中で地球人の割合が少しでも増えていく!

地図やナビ機能を上手く使って、そんな旅ができればいいかもね!!