ブログアップが遅くなりましたが、正月の1月3日に行った奥多摩での山岳サイクリングをアップしておきます。
今回の行程は登りの乗車しない担ぎの区間が「東京都自然公園MTB利用自主ルール」の範囲になり、乗車して下る山梨県側は自主規制の範囲から外れる行程を予定しています。このルートは以前から行こうと考えていたのですが、近くに大きな駐車場があり混雑が想定されていたので行かずにいましたが、正月に駐車場が閉鎖されると知り混雑していないのではと考えて1月3日に行ってきました。
大滝経由で山頂を目指します。大滝は水流の両端が凍結しており普段と違い興味深かったです。 駐車場は閉鎖されてましたが路上駐車をしてる人がそれなりにいて、山頂まで15人程の登山者とすれ違いました。普段駐車場が利用できる日だと更に人出があるかもしれません。 |
自転車を担ぎながら2時間程で山頂に着きました。 山頂では富士山がよく見え、風が強いためか雪煙がなびいていました。家族連れで来ていた子供が「富士山が噴火しているみたい」と言ってましたが、実際にそのように見えていました。 それと、光の加減で富士山近くの町がやけに光って良く見えて、このように見えたのが初めてだったので興味深かったです。 |
山頂で昼をとってから山梨県側へ下ります。東京都側はそれなりに人がいましたが、山頂を越えた山梨県側は一人の登山者にも会いませんでした。 |
下りの中間地点の手前あたりから乗車可能になりました。 |
下りは全般に深く積もった落ち葉にタイヤを埋もらせながら走るのが続き面白かったです。 |
結局、山頂から下りの半分ほどは急なアップダウンがあり乗車はできませんでしたが、途中から半分以上は続けて100%の乗車率で車道の峠まで下れました。 この後、上野原側を走って甲武トンネル経由で帰宅しました。 |
今回のルートは山岳サイクリングで注意が必要なハイカーとの棲み分けを図るゾーニングを意識した行程になり、実施日は人が来にくい駐車場が閉まっている日を選び、下り区間はハイカーが少ないルートを選んで行きました。山岳サイクリングを行う人は多くないと思いますが、参考になればと思います。
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※以下に紹介する品の使用方法はメーカーの使用想定から離れてますので、自己責任で参照下さい。
今回の山岳サイクリングにも使用した店主の愛車 SURLY Long Haul Trucker は26"ホイール用のフレームですが、650Bのホイールをはめています。650BにVブレーキをそのまま使うとシューが届かないので、前輪は以下のオフセットブレーキシューを使用しています。 因みに、後輪はブレーキアームのシューの取付け穴を削って650Bに対応させています。 |
Vブレーキへ取付けるのに強度に問題がないか懸念がありましたが、昨年の宝登山へ行ってから1年以上山岳サイクリング等でそれなりの乱暴な扱いをしていますが、私の使用方法、頻度や負荷では問題になりませんでした。 |
本来はロードのブレーキキャリパー用なので、ブレーキシューのはめ方や、RとLのマークに対して反対に取付けるので、ここら辺は自己責任での使用になります。 |
自己責任の品をわざわざ紹介したのは、26"リムブレーキ仕様のフレームだと26"以外に対応させる比較的廉価な方法があまりないためです。自己責任になりますが参考にして頂ければと思います。
この方法以外に650Bホイールに対応させる方法としては、一部のカンチブレーキやそれなりの値段がするPAULのブレーキが対応しています。
※当店ではリムブレーキ仕様の650Bの手組みホイールも組んでますので、26"フレームに650Bホイールへの換装等でご入用の方はお問い合わせ頂ければと思います。