副題

フレームとパーツから組む場合は、来店前に好みの画像を選んで頂くと話が進みやすいです(重要)。グーグルの画像も参考になるので色々検索し好みのを提示下さい!ある程度ご希望が分かりましたら、叩き台となる見積りを提出致します!見積り無料!御気軽にご依頼下さい!見積り依頼はメールでも承ってます!注:当店の完成車展示台数は3台程で、サイズ合わせのが数台です。お客様ごとに手配、お取り寄せしております

2017年2月20日月曜日

おすすめのペダルについて

完成車にはペダルが付属してないため別途購入になりますが、数あるペダルの中でどれがいいのかいくつか紹介します。

ポイントは①耐久性②踏み面③価格になります。

※今回、トゥクリップ仕様は除外しています。

一応当店では以下の3点をおすすめしています。


左からシマノPD-MX80(定価7,388円)、三ヶ島製ALLWAYS(定価5,900円)、TIOGA Sure Foot 7(定価3,500円)


一番お勧めなのはシマノのPD-MX80(定価7,388円)です。耐久性の実績もあり、シマノから補修品も販売され長く使えます。踏み面も広く、底が柔らかいサンダルでも疲れにくい構造です。価格が高めなのが難点ですが、長期間の使用であれば十分に価値はあると思います。

二番目は最近発売された三ヶ島製のALLWAYS(定価5,900円)。シールドベアリングを採用し、一定の耐久性もありそうです。内部のベアリングも比較的容易に交換でき、海外でも恐らく先進国であれば規格品なので入手可能だと思います。踏み面も広くほぼシマノPD-MX80と同じです。値段もある程度抑えられているのでお買い得品と言えるのではないでしょうか。
三ヶ島製のALLWAYS、シールドベアリングを3個使用。

三番目はTIOGAのSure Foot 7(定価3,500円)です。軸の構造はシマノのPD-MX80と似てベアリングとブッシュで回転を支え、一定の耐久性があります。踏み面の作りで価格を抑えてると思いますが、内部構造の割りに価格が抑えられ良品と言えるのではないでしょうか。
TIOGAのSure Foot 7の軸、右側のベアリングと真ん中のブッシュ(黒い筒)で回転を支える。
一番下はシマノのペダル軸、構造は似ている。

その他に近年ブッシュ式の安価なのがありますが、耐久性は不明ですが価格の割りに使えるような気がします。

ボールベアリングで安いのは大抵シール性が殆ど無く、雨の日の走行でグリースが流れ強引な回転で玉当たりが一度崩れると修正ができないのが多いです。ソケットレンチで締め直しできる物も有るには有りますが、工場出荷時の状態に戻すのは難しく長期自転車旅行では使い物にならないと考えていいと思います。



2017年2月12日日曜日

多摩ケーブルネットワークの「ちゃりっ娘マヤの冒険」

先日、多摩ケーブルネットワーク(青梅、福生、羽村)のコミュニティチャンネル「ちゃりっ娘マヤの冒険」という番組収録があり、当店にも立ち寄って頂けました。

放送は2月13日~19日、毎日 午前10:15~10:30だそうです。

当店がどの程度映ってるかは不明ですが、視聴可能な方はご覧下さい。


2017年2月4日土曜日

長期自転車旅行で紙地図と電子地図どちらがいいのか。

長期自転車旅行の際、使用する地図で紙地図と電子地図、どちらがいいのかがありますが、現在は電子地図が優位で、紙地図は状況や人により使われるのではないでしょうか。

電子地図の優位は電子機器やソフト、通信環境の発展が著しいためで、特にここ数年で懸案事項の電池切れに対し、モバイルバッテリーの大容量・低価格化、ソーラーパネルの低価格化が起こり、これらの機器が一般的に使用できるようになったことが大きいと思います。それと、Google MapやMaps.me等アプリの利便性の向上も上げられると思います。

電子地図で未だ足りない点としては広い画面で持ち運びができる安価な機器がないため、ひと目で広範囲を把握できる点では紙地図のほうが優れています。


一方、紙地図には独自に記載された情報が非常に有用な地図もあり、紙地図を購入しておいたほうが役に立ち、安心な場所もあります。
紙地図によっては電子地図のように画一的な表記ではなく、利用者視点での情報提供が豊富で役に立つものもある。
写真は紙地図でオーストラリア、ウルル(エアーズロック)周辺。
グーグルマップより役に立つ情報が豊富に記載されている。
それと、ローカルな紙地図にはローカル色のある観光案内が記されてるものもあり、作成者の意図が感じられ楽しく興味深く読めるものもあります。
裏面の観光情報。
これらのことに加え、人によっては電子機器が苦手で面倒に感じる人や、紙地図に馴染みを感じる人は紙地図を選択するのではないでしょうか。


どちらにしても、電子地図では通信速度が速い場所でダウンロードしておき、紙地図では購入可能な場所で購入しておく等、一定の計画性が必要になります。



2017年1月27日金曜日

SURLYの【LONG HAUL TRUCKER】と【 CROSS CHECK】がモデルチェンジしました。

【ロングホールトラッカー】
ロングホールトラッカーでは新色のCloudy Lagoon色がカーキパンツに替わり新登場です。

ロングホールトラッカーではあまり見かけない明るい色になってます。今までの色が渋めで躊躇われてた方、いかがでしょうか。
パーツの大きな変更点ではブレーキがカンチブレーキからVブレーキに変更になってます。

このCR720 カンチブレーキ⇒M730 Vブレーキへの変更、ブレーキ部分の構造だけを比べると約2倍の力でリムを挟むことができ、制動力が向上しています。

フレームは変更なくそのまま。現在市販されてるフレームの中で、荷をつけて長距離を走る目的では一番のフレームです。

【クロスチェック】
クロスチェックでは新色のMule Mug色がドリームタンジェリンに替わり新登場。

Mule Mugはモスコミュールというカクテルを入れる、銅製のマグカップから引用されてるそうです。銅色です。
クロスチェックはエンド幅が132.5mm 、ロードとマウンテン両方のハブが取り付け可能です。チェーンを張る引き代もありシングルスピードにも対応してます。

色々と自転車をいじってみたい方、ロードかマウンテンかシングルか迷われてる方、始めての一台にいかがでしょうか。

フレームのみの購入も可能でフェーシング、タッピング等は無料で行います。

現在、代理店に【LONG HAUL TRUCKER】Cloudy Lagoon色、【 CROSS CHECK】Mule Mug色、完成車・フレーム共に42cm~54cmは在庫が御座います。

これから春に向け、暖かくなる前に自転車の準備を始めてみてはいかがでしょうか。

御来店、お待ちしております。


2017年1月23日月曜日

ビード箇所の裂け修復

前々回のブログでビード箇所の裂け修復について述べましたが、ちょうど裂けてたタイヤがあったので修復してみます。

タイヤは約6,000km走行し、気付かないうちに裂け、いつどのように裂けたか不明です。裂け口を見ると何か擦ったような跡がありそれが原因かもしれません。

このタイヤの空気圧は Min 3.0bar-Max5.0bar ですが、以下の写真では全て4.0barで入れてます。
裂け具合

修復前に空気圧4.0barを入れるとチューブが膨れて見える。
実際に使用してた時はこれより低い圧で使用し、ここまでチューブは見えない。

破裂しないか気になる状態。このまま走行するのは怖い気がする。

該当箇所のチューブ側にパッチを貼る。

パッチの箇所が裂け目にくるようにする。
空気を入れると膨らむが多少は抑えられている。

補強され多少は膨らみが抑えられる。

一番小さいのを使用したが大きいほうが補強になる。

デンタルフロスを使用し修復。厚地用の針は100円ショップで購入。
現地で探すより日本で買ったほうが、探す手間がかからないかもしれない。
旅行中に裁縫道具はテントや衣類、バッグの修復にそれなりに使用する。

末端は剥き出てるワイヤーに結んだ。
試しにパッチの箇所からずらしてはめてみる。

微妙に膨らんでいるものの十分修復されてる感じはする。
十分な修復具合でしばらくは走行可能。

今度は、パッチの箇所ではめてみる。

あまり変わりないが少しは膨らみが抑えられてる気がする。

見た感じ十分な修復で、耐久性もそれなりにある気はする。
実際にはパッチの貼り付けで宿やテント場までしのぎ、着いたら上記のように縫って補修し、新規タイヤを手配するか購入することになると思います。その間は、この状態で走ることになるのではないでしょうか。



2017年1月19日木曜日

サーリー ロングホールトラッカー完成車 バーテープ サービス

バーテープは色々ありますが、自転車旅行で一番おすすめなのがフィジークのパフォーマンス タッキー3mmです。これは非常に丈夫、力いっぱい引っ張っても千切れません。グリップ力もあり、握った感じも良好です。

このフィジークのパフォーマンス タッキー3mm、当店オリジナル完成車でも採用しています。

色は下の写真の黒、青、緑、赤と白、黄色があります。当店オリジナル完成車をご指名の際はバーテープの色を選択下さい。
当店オリジナル完成車サーリー ロングホールトラッカー151,000円(税抜、ペダル、キャリアー、サイドバック別)

そして、現在 店頭にあるサーリー ロングホールトラッカー完成車の以下の3台にこの一番おすすめのバーテープ、フィジークのパフォーマンス タッキー3mmを無料でサービス致します。

フレームサイズ50cm カーキパンツ
フレームサイズ52cm  黒
フレームサイズ54cm  黒

以下、完成車とバーテープの組み合わせです。参考にして下さい。

注意: 下の写真のバーテープは、組み合わせの見本で仮に巻いたため、洗濯バサミで固定しています。
 
 
 
 

これらの完成車  定価172,500円(税別、ペダル、キャリアー、サイドバック別)は値引きとVブレーキへの交換も行っております。詳しくは電話かメールで問い合わせ下さい。

お問い合わせ、御来店、お待ちしております。


2017年1月16日月曜日

タイヤ破損の対応と現地購入の注意点、それと予備タイヤについて

前々回にタイヤの現地購入について述べましたが、それに関連し自転車旅行時のタイヤ破損の対処方法と現地購入の注意点、それと予備タイヤにつて少し記しときます。

◎タイヤ破損の対処
破損は・走行面とサイドの裂けと・ビード箇所の裂けが代表的で、どちらも裂けた箇所の修理とチューブの膨れを防ぐのが対処方法になります。

・走行面とサイドの裂け
走行面とサイドの裂けでは裂け目を塞ぎますが、代表的な修理用品にPARK TOOL のタイヤブート(税抜590円)があります。これを事前に準備しておけば安心かもしれません。ない場合でもガムテープや厚紙、チューブの切れ端等、身近にある裂けの広がりを防ぎ覆って塞げる物はなんでも利用し塞ぐようにします。

それと、裂けたタイヤだけでなくチューブへの対処も重要です。チューブがその箇所で膨れないよう、通常のパンク修理と同じようにチューブ側を特定しパッチを貼ります。裂け目が大きい場合、大きめのパッチや複数のパッチを貼り、膨れを防ぎ裂け目から出ないようにします。
タイヤの裂けた所を塞ぐだけでなく、チューブの膨れを抑えるようにする。
写真はユーラシア大陸横断時にイランで補給を受けたシュワルベマラソンのXR(旧モデル)、
走行距離約16,000kmの状態、チェコで撮影。

・ビード箇所の裂け
ビード箇所の裂けの原因は、鋭利な物で傷つけてしまうのと、タイヤレバーで同じ箇所を繰り返し無理な力をかけたとか、空気圧が高すぎるためと言われてます。

しかし、同じようにレバーを使った箇所で同じような空気圧でも、ビードの裂けが必ずしも起きる訳ではないので、ビードの強度に多少のばらつきがあるようです。いずれにしろタイヤ交換時は一定の丁寧さで行い、空気圧は適切な圧にするのことが、裂ける可能性を低くする方法のようです。

裂けた場合は一般に縫って修復します。修復すればしばらくは走行可能で、縫い糸にはデンタルフロスや釣り糸を使うと丈夫に補修できます。それと、このような補修全般に言えることですが、早めに補修しておけば破損箇所の広がりが抑えられるので、早めに対処するようにします。
ビード箇所の裂け。
これに限らず、補修は早めにすればするだけ拡大を防げる。
※話は変わりますが、通常のパンク修理でパッチに接着剤付きのがありますが、店主が10年程前、実際に使用した際に各々大体3,000kmの走行で、使用した全てのパッチに空気漏れが現れました。近年の物はどうか不明ですが、通常のゴムのりを使用したほうが間違いはなさそうです。

◎現地購入の注意点
タイヤが破損した際、上記の修復方法である程度は走行可能にし、その間に郵送を手配するか、そのまま走りきるか、現地で購入するかを検討します。

現地購入で途上国等、品揃えの悪い国の場合、品質にばらつきがあることを考慮にいれなければいけません。現地流通品(中国製、メキシコ製、ブラジル製等)はビードの品質が特にばらつきがあるみたいで、はめるのに異常に苦労する話や、ビードが緩くなるのか3日目で走行中に外れ使用できなくなった話があります。

対策としては町を離れる前に試走したり、今まで使用していたタイヤ、大分使い古し補修箇所があるタイヤであっても取っておくようにし、捨てるのはしばらく走った後、現地購入品を見定めてから捨てるようにします。その点、名の知られてるメーカーの中古品であれば、使用可能が実証済みなので、一つの購入候補と考えていいと思います。

◎予備タイヤについて
タイヤの予備を持って行く必要があるかどうかですが、基本的に26インチであれば持って行く必要はないと思います。

定評あるシュワルベのマラソンプラスだと1万km以上は通常走破可能なので、ルートにもよりますが、区切りの良い都市で新しいタイヤを購入したり手配するようにすれば、予備タイヤ無しでなんとかなると思います。

念のために持って行きたい方やルートが僻地のみで事前に予備を持参したい方には、折り畳み可能なタイヤをおすすめします。タイヤを荷台にくくりつけて走るのは、タイヤの形状から持ち運びしにくいのが実際で、取り扱いにも手間がかかります。

折り畳み可能なタイヤはメーカーカタログ等に「フォールディング」と記載されてますので、それらから選択すればいいと思います。
折り畳めないタイヤは持ち運びにくく、取扱いに手間がかかる。
写真はアラスカハイウェイ南下時に念のため購入したスパイクタイヤ。
スパイクタイヤは結局使う必要性を感じず、ホワイトホースで人に譲る。