ヨーロッパには多くのキャンプ場があり、物価の割に安く泊まれ、観光地や大都市のそばにあるキャンプ場もあり、多くの自転車旅行者が利用しています。自転車旅行者にとって利用価値があるキャンプ場ですが、注意しておくことの一つにバカンスシーズンの混み具合があります。
来月になればヨーロッパでは本格的なバカンスシーズンが始まり、場所によっては非常に混み合います。人気のあるビーチや観光名所、他のキャンプ場が周りにないキャンプ場では特に混み合います。
通常、キャンプ場ではサイトが割り当てられ一定のスペースと快適性が確保できますが、このような混んでいる時は空いている場所に張るように言われます。受付後、キャンプ場を一通り回り、空いている場所が無いと受付で訴えると、通路の脇だったり駐車場みたいな場所を案内されます。大抵シーズン価格で値上げしており、高い料金を払った上に快適とは程遠い場所で泊まることになり、雰囲気によっては惨めな気分にさせられます。
バカンスシーズン全ての時期に、全てのキャンプ場がこのような状態ではないので旅行計画そのものを取りやめるのはどうかと思いますが、明らかに混みそうな場所、地中海沿岸、アルプスや山間部のリゾート地、有名な観光名所付近は避けたほうが賢明です。
キャンプ場の利用を予定してる人は、可能であればバカンスシーズンを避け夏前や秋に旅行するほうが落ち着いたヨーロッパらいしい雰囲気を味わえるかもしれません。