「ロンリープラネット」は大分前から電子書籍版がありましたが、「地球の歩き方」もここ数年電子書籍版を増やしてきました。
自転車旅行者にとって荷物を減らせる電子書籍版が非常に便利。特に複数国にまたがる大陸横断や縦断時は紙本と比べ大幅な減量が可能です。
「地球の歩き方」の傾向として写真の掲載数が多く視覚的な情報を得やすい点や、日本ゆかりの場所が詳述されたりしています。それと、日本語で書かれているため読むのが容易です。
一方「ロンリープラネット」、文字ばかりですが都市数や観光箇所の掲載数が多い傾向にあり、細かくその国を移動する自転車旅行者にとって非常に参考になります。
特にキャンプ場の掲載数は「地球の歩き方」よりはるかに多く、自転車旅行者の役に立ちます。
-「ロンリープラネット」に載ってるキャンプ場を少し紹介-
遠浅できれいな淡水湖の傍にある、近くを通るならおすすめのキャンプ場(メキシコ、Bacalar) |
空港と中心部との間にあり、空港利用時に便利なキャンプ場(シンガポール、East coast park) |
南米大陸縦断の途中によく利用されるキャンプ場(アルゼンチン、サルタ) |
敷地内にバオバブが生えているプラネットバオバブ(ボツワナ) |
上記のように便利な場所や特徴のあるキャンプ場が多く掲載されています。
「ロンリープラネット」の掲載国によっては"自転車"の項目もあり参考になる場合があります。使用言語が電子版では英語のみですが、英語が読めなくても英語を文字記号と捉えたり、地図を参照したり、英語の勉強と考えて使えば十分有用なガイドブックです。
「地球の歩き方」と「ロンリープラネット」どちらがいいかはそれぞれに良さがあるのでどちらとも言えませんが、多少お金がかかっても、それなりの情報量を両者とも備えているので、両方購入、参照することをおすすめします。
※タブレットの中には直接ダウンロードできないものもあり、タブレット使用予定者は購入前の確認をおすすめします。