自転車旅行時のライトは走行中だけでなく、テント泊や宿内で使用できる汎用性が必要で、世界一周時は自転車へ直接取り付けるライトではなく、2つのヘッドライトを使用しました。一つが200ルーメンのヘッドライトで自転車乗車時に使用、もう一つは35ルーメンのヘッドライトでテント泊や宿内で使用しました。
基本的に暗くなる前に宿やテント泊地を見つけるのが前提のため、ライトの能力をそれ程求めてないことがあります。そして、この前提が崩れる状況、暗くなったが宿に着けず、テント泊地が見つからない状況でライトが必要だと、自転車へ直接取り付け単純に走行の為のライトよりヘッドライトが役に立ちます。
具体的な点として、ヘッドライトだと宿を見つけるための看板や道路標識、テント泊地を見つけるため道路の脇を、自分の視線と連動し照らすことができます。これが自転車取り付けライトだと照射方向が限られ、特に頭上の道路標識と真横の照射に難儀します。そしてこのような暗くなる状況は概して安全上の理由もありあせる時が多く、ヘッドライトの照射方向の自由度、視線との連動性が自転車取り付けライトと比べ心理的にも大きな差を感じさせます。
自転車取り付けライトとヘッドライトの両方を装備すればそれだけ安全な走行になるので荷が増えるのを気にしない方は両方が安心かもしれません。ただ荷の使用効率を気にする方は、あまり使う機会がなくヘッドライトだけで十分用が足りると感じるかもしれません。
35ルーメンのヘッドライトを使用した理由として、200ルーメンのヘッドライトでも弱い照射は可能ですが重量があり、35ルーメンのヘッドライトだと大分軽く寝転がった時の使用感が良好で、電池寿命が長いため使い続けてます。ただ短期旅行であれば35ルーメンのヘッドライトは不要かもしれません。
それと、アウトドア経験のない方はヘッドライトがなくても普通のライトでいいと考えるかもしれませんが、両手が自由に使え視線方向を照らせるヘッドライトは非常に役立ちます。アウトドア活動では必携品と捉えていいかもしれません。
これはテント泊のみならず、停電が頻発する国やトイレが暗い宿等でも何かと役に立ちます。
停電が一般的な国もある 停電時もヘッドライトが役に立つ |
話は変わりますが、本日ディスクトラッカー引取りの方は50代の方で、来年の初めに東南アジア周遊予定とのことです。海外旅行経験は豊富ですが、自転車は初めての方で、当店の講習会を受講頂き、そして大分評価して頂けました。有り難う御座います。
この猛暑の中、自宅の大磯まで自走する50代のY様 夜、無事到着のメールが届きました |
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当店、ツーリング車として定番のサーリーのロングホールトラッカーとディスクトラッカーを主として取り扱っております。完成車をはじめフレーム組みの要望もありましたらお気軽に問い合わせ下さい。その他にKHSのモンタナツアーも取り扱っております。
ロングホールトラッカーのフレームは一般市販品ツーリング用 フレームの中で一番のフレームです |